秋の谷川岳紅葉登山。

久しぶりの更新です。

 

もう一ヶ月も前のことになりますが、新潟と群馬の県境にある谷川岳に登ってきました。前から登りたいな〜、と気になっていた山。やっとこさ登ることができました。

今回は会社の同期4人と、自分を含め計5人のパーティーです。

 

10/7(土)

前日に土合入りし、麓の土合山の家(http://www.doai.tv)というお宿に前泊しました。

土合駅は日本一のモグラ駅として有名で、下り線のホームがトンネル内地下70mというはるか地底にあります。旅の始まりをどうしてもここからにしたかったので、越後湯沢経由ではなく、水上経由でのんびりと土合駅を目指しました。

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土合駅は噂に違わぬ迫力でした。トンネル内はひんやりと涼しく、 地上の改札口までの486段の階段は本当に歩くと10分かかり、今の駅の中にいるというのが信じられない感覚でした。

 

10/8(日)

当日は朝5:00に土合山の家を出発。まだ日も昇らない中での出発です。

登山口まではなんだかんだのんびりと歩き、登山指導センターで荷物をまとめたりトイレを済ませたりして、朝6:00に登山スタート。登りはロープウェイを使わずに西黒尾根を登ります。

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最初のうちは心地よい木漏れ日を浴びながら、森の中を進みます。天気も良く、気持ちいい登山日和でした。季節は夏の終わりから秋の始まりといったところです。

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2時間程登ると、森を抜け稜線に出て一気に視界が開けます。朝出発した土合山の家が遥か眼下に見えました。

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その後いくつかの岩場を超え、徐々に高度を増すと、それに伴って季節が少しずつ移って行き、秋が深まっていきました。山頂に近づくにつれて木々が美しく色づいていきます。

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さらに歩を進め、ザンゲ岩と呼ばれる大きな岩を越えしばらく進むと、程なく山頂付近に到着です。山頂を目指す前に肩の小屋に行き荷物をデポしました。

小屋周辺の景色は特に素晴らしく。万太郎山へと続く稜線は美しいの一言でした。

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谷川岳はピークが二つあり、南側がトマノ耳、北側がオキノ耳といわれます。最高峰は北側のオキノ耳。トマノ耳を経由して、オキノ耳まで登りました。山頂付近は三連休ということもあり、多くの人でごった返していました。

 

下山は天神尾根を下ります。ロープウェイで昇り降りしている人が大勢いたようで、すごい人の数でしたが、紅葉は美しく、赤や黄色に素晴らしく色づいた木々を拝むことができました。

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下山できたのは15:00過ぎ。大勢の登山客によりゆっくりとしか歩を進めることができなかったため1時間半ほど予定より遅くなってしまいましたが、余裕のある行程でしたので特に大きな問題なく帰ることができました。

帰りは水上温泉に立ち寄って駅近の日帰り温泉もやっている温泉宿でひとっ風呂浴び、湯上りにぐんまちゃんサイダーと豚丼に癒されて帰りました。f:id:zekkih0mma9wa:20171112152203j:plain

 

谷川岳、都心から近くアクセスも良く、比較的容易に登れる上に、牧歌的でかつ壮大な景色が臨める素晴らしい山でした。人気の山となるのもうなずけます。今度行くときは肩の小屋に泊まってみたいな〜。